合気
3月6日
心を合わせる。
剣道の極意といいますか。
大切な術のひとつであります。
少し竹刀が振れるようになってきた。
初心者チーム。
嬉しくて素振りの時についつい先走ってしまいます。
けれどもチームはひとつでなくてはいけません。
早くできる子はスピードを少し調節しより丁寧に。
竹刀に振られてしまう子は。
置いていかれないように懸命に。
その思いに掛け声が重なった時。
バラバラだったものがひとつにまとまるのではないでしょうか。
元立ちも然り。
物打ちの部分で打突部位を刃筋正しく打突させる。
そして残心まで心を合わせることが肝要であります。
そのためには。
相手のスピード歩幅。
跳躍力に体格などあらゆる要素を鑑み。
引き立ててあげなくてはなりません。
即ち。
合気とは思いやり。
相手の心になること。
そうして初めて自分が何をすべきかが見えてきます。
なんて。
偉そうなことを言ってしまいましたが。
ちゃんと俺もできてるかなぁ。
置いてけぼりになってる子はいないかな。
ひとりひとり。
大切なお子さん達。
数ある道場から唯心会を選んで下さったこと。
その思いに応えられるよう。
合気は愛気の気持ちをもって。
前進あるのみ。
だっ!