唯心会の剣道日記

私たちは滋賀で活動する剣道の稽古会です。大人から子供まで共に剣を交えることで、心豊かな人間形成を目指し、日々の稽古に取り組んでいます。

思い

11月29日

今日。
唯心会は二つの挑戦をしました。
ひとつは面を着けて数ヶ月の低学年でチームを組み団体戦に出場したこと。
もうひとつは受験勉強真っ只中の中三女子2名を要し団体戦に出場したことです。

仕事終え。
身支度整え向かうは。
栗東市民体育館。
湖南地域の各道場が集結し久々の大会です。

初っ端は当会のムードメーカーの1年生。
面なし基本の部で一生懸命練習してきた成果を演武してくれました。

続くは低学年団体戦
予選リーグ敗退も。
貴重な経験を積むことができました。
中でも大将を任せた3年生。
普段の甘えん坊はどこえやら。
気迫と責任感で。
低学年チーム唯一の一本をもぎ取ってくれました。

その後 中学生を集めて言いました。
初めて大会に来た低学年。
惨敗した後輩達のために。
結果を残してやって欲しい。
この子達がまた頑張ろうと思えるような試合をと。

優しい先輩達は。
いつに増して懸命に。
目の前の相手と戦いました。
男子団体は随一のチームワークで。
女子団体は稽古不足を今までの努力がカバーします。
その結果。
男子団体第三位。
女子団体は優勝と。
見事な成績を納めてくれました。
結果以上に勝ったものは。
気迫と仲間を思う気持ちであったように思います。

最後に。
大会会長と少しお話をさせていただきました。
大会を開催するにあたり多くの壁や反対の声もあったそうです。
コロナ下の中。
命に関わることですので軽はずみな事は言えませんが。
十分に対策を取りながら。
ひとりひとりが予防を徹底し。
参加者運営者がしっかり協力しつつ。
前に進んで行くこともひとつなのではと。

大会最後のアナウンス。
家に帰るまでが大会ですと。
安全運転にプラスして感染対策も万全にとの思いが込められていたような気がします。
無事に大会が終わったと言えるのは。
もう少し先になるのかもしれませんが。
子供達を含め体調管理に万全を期し。
第二回大会が開催されることを祈念いたします。
ありがとうございました。
前進。