露堂々
やはりそうでした。
達人と言われる先生は。
見ておられないようで全てをお見通しでした。
今日は一緒に指導に携わってくださっている先生のご縁から。
東京にある由緒正しき道場にてお稽古を。
一歩門をくぐりますと。
外の景色からは想像もつかない厳かな雰囲気と。
棚に収められた数々の防具に竹刀。
板に刻まれた傷と汗と涙からは。
日頃の鍛錬が漂ってきます。
これは凄いところに来てしまったと第六感が反応し。
子供達に喝を入れなおしての稽古開始。
館長先生は。
私の先輩と剣道談義に思い出にと花を咲かせておられましたので。
その隙に。
どーにかこーにか稽古終え。
館長先生からのお言葉を。
ふむ ふむ ふむ
館長先生ー。
いつの間にそんなに見てくださっていたのですか!
と言うほどのアドバイスに。
沢山のありがたいお言葉をいただきました。
滋賀の田舎からやってきた私達を温かく迎え入れて下さり。
分け隔てなく見てくださったその振る舞いは。
道場に張られた板のように。
歪みなく真っ直ぐな姿でした。
先生ありがとうございました。
また勉強させて下さい。
初心。