学び
先生の話を聞くときは。
先生の顔を見て提げ刀で聞きなさい。
出稽古に来てくれた小学生。
お父さんに厳しく諭されていました。
休憩の間も2人であれこれと反省会。
そんな姿を見ていますと。
学びに来てくれているはずの親子の姿に。
こちらが勉強させてもらいました。
思い起こせば11年前。
私が少年剣道の指導に携わるにあたり決めたことがあります。
それは。
1人でも共に剣道を学びたいと言ってくれる子がいる限り共に歩む。
という覚悟です。
登山家がなぜ山に登るのかと聞かれ。
そこに山があるからと答えるように。
そこに剣道を学びたいという子がおれば手解きするのが。
みんなより少し先に剣道を始めた者の務め。
見返りなんかいらんに決まってる。
でもどこかで会った時。
こんにちはって。
笑顔で挨拶してもらえたら最高やな。
また稽古しよう。
待ってるぞ。
剣友。