唯心会の剣道日記

私たちは滋賀で活動する剣道の稽古会です。大人から子供まで共に剣を交えることで、心豊かな人間形成を目指し、日々の稽古に取り組んでいます。

枇杷島スポーツセンター

11月14日
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キッカケは2つ。
子供達を大会に出してやるに。
審判するにも五段以上が必要だったこと。
もうひとつは。
以前お世話になっていた道場で。
中学上がると稽古に来なくなる子供達。
理由を聞くと小学生と稽古しても強くならないからと。
そんなん違う。
誰と稽古しても志さえあれば強くなれるはず。
言いたくて言いたくて。
でも。
自分を省みて。
根拠がない。
だから。
高3三段でストップしていた段審査。
35歳からの挑戦を始めました。
そして紆余曲折。
道場も新たに立ち上げることになり早5年。
ようやく全国審査まで辿り着き。
六段をいただくことができました。

私は。
昇段のための稽古会に参加したり。
高段者の先生に師事しご指導を受ける余裕はありませんでした。
唯々。
子供達と日々。
剣を交え。
子供達を教え。
そして子供達に教わりました。
それでも六段をいただくことができたから。
10年前の中学生諸君に。
胸を張って言いたいです。
剣道は誰とするから上手になるのではなく。
そこに誠の志さえあれば。
誰とやる稽古であっても上達する。


私は今。
唯心会という小さな道場で。
子供達や剣友と稽古をしています。
ちっこい先生達は。
好き放題話しかけてきたり。
いつまでたっても面紐が結べなかったりと強者揃いではありますが。
可愛い子達ばかりです。
君たちと取り組んできた剣道が。
立派な先生方に。
少しでも認めていただけたことが。
何よりも嬉しかった。

今までご指導いただいた先生方。
一緒に稽古してくれた仲間達。
その仲間達を支えてくれる保護者の皆様。
本当にありがとうございました。
礼。