唯心会の剣道日記

私たちは滋賀で活動する剣道の稽古会です。大人から子供まで共に剣を交えることで、心豊かな人間形成を目指し、日々の稽古に取り組んでいます。

いいとも!

9月16日

友達の友達はみな友達だ。
世界に広げよう友達の輪。

という事で。
体育館いっぱいに大きな輪を作り。
第9回オープン稽古会は始まりました。

この稽古会は。
唯心会の理念にもある。
大人も子どもも共に剣を交えることで心豊かな人間形成を目指し月1回行なっているフリーの稽古会です。
今日は嬉しいことに以前来てくださった仲間が仲間を呼び。
県内から2つの道場の有志と先生方が。
また体験会に来てくれた可愛いお嬢ちゃんもお兄ちゃんを引き連れ顔を出してくれました。

日頃なかなか一緒に剣を交えることのない仲間達との真剣勝負。
その中から試合では味わえない剣道の楽しさや。
打って打たれての感謝の気持ち。
そして道場を越え共に剣道を学ぶもの同士の友情を深めてもらえたらと思います。

稽古終われば子供達。
知らない間にみんなでドッチボールを始めました。
その笑顔がある限り。
先生達も頑張れます。
おーい仲間達。
また来月も来てくれるかな。
待望。

今日という日

9月14日

昼飯を食ってゴロゴロしていると。
窓からの風が心地よかったので。
随分手をつけていなかった庭の手入れを行いました。
母屋から父と母が交互に顔を出し。
あーだこーだと口挟み。
久々の親子水入らず。
思い立ってお墓参りに行きたくなって。
先ずは父方のお寺へ。
墓石に刻まれた文字の隙間でカエルがお昼寝をしていたので。
驚かさないようにそっとお水を流しました。
もちろん母方のお寺にもと。
散歩がてら愛犬連れてフラフラと。
門前にワンコをくくりつけ。
手を合わせているとワンワンと。
お地蔵様のお手入れをしに来られたおじさんに吠えています。
コラッ!と一喝しつつ。
おじさんと世間話を少々。
帰りに通った砂利道の先には。
小さな神社が祀られていて。
地域の方がテントの下で一杯やっておられました。

夕暮れの散歩道。
もうそろそろ妻も子供も帰っているかなと。
愛犬と話しつつ。
家路につきました。
こんな日もあっていいねと愛犬が言ったので。
また明日から頑張るよと。
明日唯心会は和歌山ビックホエール杯に臨みます。
明日はどんな日になるのかな。
秋晴。

MIX

9月8日

瑞々しい白桃の甘みと。
濃厚なミルクの深みが折り重なり。
口の中で素晴らしいハーモニーを奏でます。
そこに優しいサクサク感が現れ。
後半になればなるほどコーンとクリームの比率が変わり新たな味を生みだしました。
これ白桃ミルクソフトクリームの話。

今日は岐阜まで中学生の錬成会。
会場はNASAを彷彿させるような立派な高校。
唯心会は中3生に中1や女の子も総動員し何とか1チームのエントリーです。
午前中の山場は愛知の名門チームに。
先鋒の中1君がボッコボッコにされた試合。
途中で戦意も奪われて涙を浮かべ帰ってきました。
彼の悔しさを晴らしてやってくれ。
次鋒以降に出した指示はこれだけ。
頼もしいお兄さんお姉さんはしっかり勝ち切ってくれました。
助けてもらった中1君。
その後はロケットのような勢いで面に飛び。
終わってみればチームとしても無敗の素晴らしい結果でした。

帰りにSAで食べたソフトクリーム。
素材の持つ味が主張し過ぎずまとまって絶妙の美味しさに。
見上げた空彼方に広がる宇宙は。
君達の可能性のごとく遥か無限大。
チームワークと志を大切に。
翔け中学生!

尻に火がつく

9月2日

「・・・日頃の練習の成果を十分に発揮し正々堂々と精一杯戦うことを誓います!」
という選手宣誓は。
あの子1人が前に行って誓っているのではなく。
その大会に出場する全ての選手を代表して宣誓しているのだと。
逆に必死に精一杯戦えないものは。
その大会に出場する資格がないと。
子供達に言いました。

今日はほたる杯争奪剣道大会。
他府県からも多数参加される勝ち抜き試合の大会です。
唯心会は冒頭御察しの通り。
小中学生とも初戦敗退。
その後は教え子の消えた会場で終日審判をさせていただきました。
そこには。
男女学年関係なく。
必死に戦う子供達の姿が。

思い切り力を出し切って負けたんやったらそれでいい。
死に物狂いでかかってくる相手に綺麗に一本取ろうなんて百年早い。
こっちも必死になるから。
そん時初めて一生懸命稽古してきた技が出るんやろ。

ブルースリー先輩も言うてました。
「Don't think! Feel.
(考えるな感じろ!)
ごちゃごちゃ頭で考えてんと。
やってきた事や自分を信じて感じるままに戦え。
ちゅうことやと思います。

さぁ次さぁ次言うててもキリがない。
今この瞬間から。
新たな気持ちで。
燃えよ子供達!

びわこ少年剣道錬成大会

8月25日

嬉しかったこと。

唯心会を興し。
県内外を問わず多くの方と交流を持たせていただいてきました。
と同時に。
たくさんの方が出稽古に来て下さいました。
そういった方一人一人が。
大会会場で顔を合わすと。
声をかけて下さったり。
子供達も駆け寄ってきてくれたこと。
最初のアップで私の列に並んでくれていた子もいました。
その事が本当に嬉しかった。
ありがとうございます。

次に嬉しかったこと。
手前味噌で申し訳ありませんが。
唯心会の子供達が。
日頃稽古していること。
指導してきたこと。
怒られてきたこと。
褒められてきたことの全てを。
あの場で出し切ってくれたこと。

当日。
私は審判という立場でしたから。
子供達に寄り添ったり。
アドバイスや指導をすることはできません。
正面の試合場で審判をしていた私が。
勝手ながら団体戦の時に子供達に言ったことは。
君達の試合を間近で見たいから。
先生の審判してるところまで上がってきなさい。
と。

大きな声で「はいっ!」と言った子供達は。
力を合わせ。
準決勝の舞台まで上がってきてくれました。
頂上には届かなかったけど。
あの子達らしく。
しっかり私たち指導者に。
そして唯心会に。
宿題を残してくれたのだと思います。

改めて。
君達と一緒に剣道ができてよかった。
本当にありがとう。
でも勝負はここから。
またビシビシいくし覚悟しとけよ(^^)
祝福。

団子とは団結だ

8月24日

チームワークというものは時に実力以上の力を発揮させてくれます。

今日は今月2回目の京都蒼龍館さんへの出稽古です。
いつも暖かく、そして厳しく接してくださるからまた行ってしまいました。

試合稽古では。
うちの子たちはまだまだ個人の試合が目立ちます。
チームのために何ができるのかと考えた時。
自分のすべきことが自ずと見えてくるはず。

と言うことで。
明日の滋賀県一の大きな大会へ向け。
更にチームワークを高めるべく。
みんなで稽古後に宇治川沿いを観光に。
グリーンティを飲み干して共に美味を堪能し。
川へ小石を投げまくり肩を作ります。
川鵜からは野生の厳しさを教わり。
水飲み場ではマイナスイオンで心身を癒しました。
そんなこんなで完全に仕上がった子供達。

桃太郎はきび団子で仲間を集い戦いましたが。
私たちは宇治の茶団子頬張って。
明日の勝利を誓います。
人事を尽くして天命を待つ。
明日は最後まで子供達の力を信じ見守りたいと思います。
快く出稽古を受け入れて下さった蒼龍館のみなさん。
本当にありがとうございました。
感謝。

合言葉

8月17日

弾丸ツアーを阻止せよ。

今日は北九州での大きな大会。
仕事の都合で日帰りで行った私ですが。
保護者さんの計らいで。
誰かが入賞したらもう一泊して祝勝会やと。
子供達も泊まりたーいと口々に。
否が応でもテンションがあがります。
そんなこんなで始まった個人戦

切込隊長は。
四年生の女の子。
持ち前の勘の良さで4回戦まで勝ち上がるも。
倍ほどあるデカイ相手に延長の末惜敗。
2番手は我らがキャプテン。
相手に技を読まれ2回戦で散り果てました。
3番バッターは中二女子。
幸先よく一本先取するも。
二本取り返され初戦敗退。
詰めの甘さが課題です。

なかなか入賞まで届かずも。
4番手はエースの中三男子。
スピード、力で相手を抑えて勝ち上がり。
次勝てば入賞の5回戦でしたが。
力及ばずあと一歩のところで涙を飲みました。
最後の砦は中三女子。
1回戦を辛勝し。
2回戦。
延長までもつれ込むも。
足の止まった一瞬の隙を打たれ全員終了。

う〜ん 撤収やー!
いそいそと記念写真を撮って。
はいタクシー。
新幹線の時間と追いかけっこしながら。
せめて九州に来た証をと。
とんこつラーメンかき込んで。
かしわ飯ぶら下げ新幹線に。

祝勝会のお楽しみはまた来年。
後ろ髪引かれつつ帰路につきます。
それでも子供達が本当によい戦いをしてくれたから。
日帰りでも来て良かったと思います。
あー子供達と早く稽古がしたいなと思える。
そんな一日旅でした。
剣道王国。