唯心会の剣道日記

私たちは滋賀で活動する剣道の稽古会です。大人から子供まで共に剣を交えることで、心豊かな人間形成を目指し、日々の稽古に取り組んでいます。

清掃

中学生の2人が最後にモップがけをした埃を箒とチリトリで集めてくれていました。
とてもよい光景でした。

剣道は剣道の技術を高め試合で勝つ事に目が行きがちです。
でも最後に残るのは剣道の技術ではなく人間力
昔は一番最初に道場に来て雑巾掛けを行い。
一番最後まで残り自己を鍛錬する事が稽古とされてきました。

稽古とは。
古(いにしえ)を稽(かんがえ)ること。
即ち。
「過去の自分」と「現在の自分」を振り返る場であり、「将来なりたい自分」と「現在の自分」で不足しているのは何かを確認する場です。

道場を綺麗にしてくれていた子供達の姿に。
改めて人の生きる道を見たような気がしました。
善葵。