後ろ姿
高一の夏。
みんな坊主頭に道着袴姿と。
視覚的情報が乏しい中。
迂闊にも同級生と思い込み。
背後から思いっ切りちょっかいをかけたら。
二つ上の先輩だったことがあります。
今日はいつもお世話になっている道場へ出稽古に行ってきました。
高学年、低学年、初心者組に分かれての稽古です。
その中でひときわ大きな声でちびっ子に混じり打ち込む男性が一人。
稽古後に頑張られていますねとお声掛けさせていただいたところ。
いつも息子に声を出すように言っていますからと。
自らを戒めておられました。
高一の私には。
人を見た目で判断しちゃいけないよと言ってあげたいところですが。
そのお父さんの姿に。
なんぼ口で言うよりも。
自らが実践し背中で語れるくらいにならなくてはと。
またひとつ勉強させていただくのでした。
示範。