広島遠征後編
東広島特有の赤茶色の瓦屋根の街並みを通り抜け大会会場に向かいます。
ちなみにこの赤茶色。
石州瓦というそうで寒さに強いことが特徴だそうです。
こうした地方独特の風土に触れられることも遠征のひとつの楽しみです。
今回はどうしてこの広島での大会に白羽の矢が立ったかといいますと。
唯心会のお母さんに広島出身の方がおられ。
ちょっとでも故郷を感じてもらえたらという計らいもあったわけです。
肝心の試合の方は小学生の個人戦も奮わず。
期待の中学生団体は4チームのリーグ戦から上位1チームが決勝トーナメントに進む方式だったのですが。
1つのチームには勝利したものの。
心誠館もみじ道場さんと広島己斐(こい)道場さんとは引き分けで。
一勝二分けの無敗でしたがリーグ戦を勝ち上がることはできませんでした。
帰りの車窓には。
朝と変わらず赤茶色の屋根が流れます。
よくよく見てみると。
屋根の上には鯱鉾や鳥の瓦が飾られていました。
むむ。
早々に負けたせいか。
鯱鉾が鯉に見え鳥は平和の象徴鳩に見えてきましたぞ。
そういえば中学生チームが引き分けたのも己斐(鯉)道場にもみじ道場。
広島の街並みも何だかCARPいやいやカーブが多いように思えてきました。
もしかしたら私達は昨日から広島を満喫しているようで実は広島に飲み込まれてしまっていたのかもしれません。
それでも広島出身のお母さんがそのお母さんと一緒に子供孫の試合を観戦し。
笑顔で同じフレームに入られた姿を見。
遠かったけど来て良かったなぁと思える遠征でした。
丸。