唯心会の剣道日記

私たちは滋賀で活動する剣道の稽古会です。大人から子供まで共に剣を交えることで、心豊かな人間形成を目指し、日々の稽古に取り組んでいます。

めんアリ‼︎

11月10日

師匠のアクセルを踏む足にも力が入っていることは。
後続であった私には手に取るように分かりました。

今日は恒例の岐阜での錬成会。
少人数で参加した唯心会はそれぞれが合同チームに入れてもらっての戦いです。
高校生の先輩も審判のお手伝いに来てくれたので。
自分も監督に専念し。
道場を縦横無尽に駆け回り子供達にアドバイスを送ります。
本当なら同じチームの仲間達と団体が組ませてやれたらと思いますが。
一人一人の子供達が別々のチームで懸命に戦っている姿に。
自ずと指導にも力が入りました。

一生懸命稽古した後はもちろんご褒美をと。
唯心会ラーメン部門統括本部長の後につき。
これまた恒例の岐阜タンメンを食べに行きました。
ようやく一緒になった子供達。
順番待ちも楽しそう。

スープまで完食したその器には〝ストップ・ザ・交通事故〟との心遣い。
了解です。
道中安全運転で帰宅したいと思います。
〝ありがとうございます〟
合掌。

私感

11月8日

今になって思う事は。
ちっちゃい時に誰々に勝ったとか。
どこ何処の大会で優勝したとかは。
あんまり大人になっては役に立たんという事。

んなことよか。
あの人ともう一度稽古したいと思い思われる交剣知愛の精神でできた仲間達。
清々しい挨拶に潔い返事。
人 モノに捉われない思いやりの心。
打って打たれて支えられ。
交助の中に生まれる感謝の気持ち。
こんな事の方がよっぽど役に立っていると思います。

そんな意味でこの一週間。
四道場9名の仲間を迎えてのオープン稽古会に始まり。
水曜日には出稽古に来てくれた2名の仲間と共に汗を流し。
昨日はいつもお世話になっている先生の稽古会へ子供達を連れて参戦し。
初めてお目にかかる静岡の先生に。
一期一会。
さっそくお手合わせいただいてきました。

数々の新しい出会いと。
かけがえのない仲間達に囲まれて。
今になって思う事は。
剣道を続けてきて本当によかったと。
改めて。
ありがとう。

小春日和

11月3日

秋うらら。
甲南体育館において令和元年甲賀市民秋季剣道大会が盛大に開催されました。
この大会は甲賀市で剣道を学ぶすべての子供達に出場の機会が与えられる個人試合の大会です。

我ら唯心会は。
三、四年生の部で女の子が準優勝。
それでも色々なことに挑戦しようとしていた姿勢に成長が見られました。
五、六年の部では男の子達が優勝と第3位に。
一日中試合してていいよとアドバイスした通り。
延長続く根比べを見事に勝ち抜いてくれました。
中学生男子では。
満を辞しての3年生。
詰めの甘さが仇となり第3位。
中学生女子の部は優勝と第3位の結果に。
コツコツと積み重ねてきた努力の実りを皆で喜ぶことができました。

試合終え。
今年入会してくれた一年坊が見学に来てくれていたので。
今日はどうでしたかと尋ねたら。
唯心会のみんなが強くて嬉しかったと一言。
ここがこの日私が一番嬉しかった瞬間です。
私も彼に。
そう言ってもらえると先生も一生懸命指導してきて本当に良かったと思えるよ。
ありがとうと伝えると。
どういたしましてとキラキラした目で答えてくれました。


大会に出場されたみなさん。
運営に携わってくださった甲賀市剣道連盟の先生方をはじめ保護者のみなさん。
応援いただいたすべての方に。
ありがとうございました。
礼。

晴れ舞台

11月2日

あの〜。
ペンギンみたいなんがいますやろ。
片割れがピタでもう一個がゴラ。
ちっこいネズミみたいなんがスーで。
百科事典のバケモンみたいなんがイッチ。
せやさかいにピタゴラスイッチちゅう名前らしいですわ。

今朝何気なく見てたTVショー。
玉の転がる装置がようできてんなと感心してたんですが。
番組名の由来を聞いて更に感心。
いつになっても新しいことを知るっちゅうのは新鮮ですな。

子供らと稽古しててもそうです。
日々成長遂げるその姿に。
彼ら彼女らの新発見をいつもさせてもらってます。
そういや明日は昇級審査に市民大会。
子供達の頑張る姿に。
どんな新発見が待っているのか今から楽しみです。

もひとつ明日は文化の日
わてら剣道人にとってはお馴染みの全日本選手権
今年の開催は大阪でおま。
朝の連ドラも信楽に大阪が舞台だす。
関西の勢いそのままに。
みなはん頑張っておくんなはれや!

いいよ

10月30日

なかなか夜が明けず。
あっという間に日が暮れる。
よく晴れた日の夕入り時の匂い。
三日月と茜空とのコントラスト。
嫌いじゃないです。

今年も残り2ヶ月になろうとしている今日。
県内の道場から3人の子供達が稽古に駆けつけてくれました。
子供達は道場の垣根をいとも簡単に越え。
ひとしきり遊んで笑顔で帰っていきました。
稽古の時より頑張っとるやないかとちょこっと皮肉も言ったけど。
ほんまはそれでいい。
ちゃーんと稽古も頑張っていたから。

でも。
この子らが小学生でいるのも。
この子達が中学生でいてくれるのも。
あと僅かなんやなと。
ちょっとセンチでおメンタルな気持ちになるのでした。

俺はもう。
43だから〜。
人間ドックにさそわれて。
ポッコリお腹をさらされて。
センチメンタル・ジャーニー
以上!

One team

10月26日

休日でも〜ぉお。
夜に稽古があると〜ぉお。
その日ははっちゃけられなーいっ。
あると思います!

ということで。
今月は大会や練成会があまり入っていないので。
家族の時間やゆっくりできる時間を持ってもらおうと思い。
午前中に稽古を行いました。

帰宅して家でゆーっくりしていると。
こんちわ! こんにちわ!
とひとりまたひとりと子供達の友達が遊びに来てくれました。
うんうん。
良いことです。
こうして友達と遊ぶ時間も大切と。
よくよく見てみると。
さっきまで一緒に稽古していた唯心会の子達やないかーい。
と。
結局一日中一緒に過ごしたのでした。
それもまた良し。
丸。

北の勇者

10月19日

北は北海道 南は九州沖縄へと剣道の輪が広がりますようにと始めたオープン稽古会。
今回はついにびわこの北。
長浜市から剣道一家が駆けつけて下さいました。
更にお隣の道場からも可愛いご兄弟が足を運んで下さり。
また少し交剣の輪が広がったのではと喜んでおります。

唯心会では大人も子供も共に剣を交え心豊かな人間形成をモットーに稽古に取り組んでいます。
小さい子と稽古をする時は大人や先輩は導きの心を持って接し。
先輩にかかる時は学びの心を持って懸命に打ち込む。
先輩だから偉いのではなく。
信頼され慕われる先輩になること。
先生だから崇めなくてはいけないのでなく。
道標として子供達に範を示すことが大切なのではと考えています。

整列は。
段位級位練度成績関係なく。
年齢順に並びます。
面を取り。
ジグザグに置かれた面と小手。
左に倣いなさいと声をかけたのは。
人生の先輩に習いなさいということ。
こうしてまた剣道から大切なことを教わって欲しいと思います。

記念すべき第10回目のオープン稽古会。
ご参加いただいたみなさんありがとうございました!
感謝。